シン・社長ブログ

何故『私たちの5つのお約束』を作ったのか

この度、ふぉとすてっぷのリーダーたち10人で話し合い、私たちの会社のブランドプロミス『私たちの5つのお約束』を作成しました。それは、お客さまや提携業者の方々に信頼される会社になることを本気で目指したいと決意したからです。

今日は『私たちの5つのお約束』について書いてみようと思います。

私たちの5つのお約束

  • 私たちは子どもたちの成長の一コマを丁寧に切り取り、写真・映像・アルバムを通じて感動と記録をお届けします。
  • 私たちはサービスと商品の品質で選ばれる会社になることを本気で目指します。
  • 私たちはお客さまに心を込めた良いサービスを提供し、その対価として、正当な利益を上げることに全力を尽くします。
  • 私たちは園の先生、契約カメラマン、提携業者の方々と真摯に向き合い、信頼関係を築く努力を惜しみません。
  • 私たちは社名に込めた「一歩一歩」の思いで着実な仕事を心掛け、幸せな人生を歩むべく、誇りを持って業務にあたります。

私たちの主な業務は『写真撮影・販売』『ビデオ撮影・販売』『卒園アルバム制作』の3つですが、もっとも売上が大きいのは『写真撮影・販売』です。その業務には【カメラマンを派遣して撮影する業務】と【園の先生方が撮影した写真を販売する業務】の2つがありますが、【カメラマンを派遣して撮影する業務】に『私たちの5つのお約束』がどう関わってくるかを考えてみます。

カメラマンを派遣して撮影する業務の流れ

  • 各保育園・幼稚園と年間撮影(販売)スケジュールを確認
  • 年度初めに、各保育園・幼稚園と連絡を取って1年間の行事スケジュールを伺い、撮影計画を立てます。

  • 各保育園・幼稚園と撮影について打ち合わせ
  • 撮影日程が近づいたら、園に連絡して行事の内容を伺い、どのように撮影をするかの打ち合わせをします。

  • 撮影を行うカメラマンと撮影について打ち合わせ
  • 撮影に伺うカメラマンに必要な情報を伝え、どのように撮影して欲しいか打ち合わせをします。

  • カメラマンが撮影
  • お約束の時間にカメラマンが伺い、子どもたちの姿を撮影します。

  • カメラマンから納品された撮影データを検収
  • カメラマンから納品された撮影データを確認し、納品漏れや納品データに問題がないかチェックします。

  • 撮影データをレタッチし販売データを作成
  • データ検収者の指示を踏まえ、納品データをレタッチし、販売用のデータを作成します。

  • 販売ページを準備し、写真販売についてお知らせ
  • 保護者が閲覧するページを準備し、園と保護者に販売開始日、販売期間をお知らせします。

  • 注文が入った写真をプリントしお客さまへお届け
  • 自宅にお届けする写真は毎日受注処理し、プリントして発送します。 園にまとめてお届けする写真は、販売期間終了後にまとめて受注処理し、プリントして園にお届けします。

ふぉとすてっぷのスタッフに求められるもの

カメラマンを派遣して撮影する業務の流れを簡潔に書きましたが、ふぉとすてっぷでは、園に慣れ、信頼されているカメラマンができるだけ撮影に伺えるようにしたいと考えているので、あらかじめ1年間の撮影スケジュールを確認して、カメラマンのスケジュールを押さえておきます。

しかし、様々な事情で行事日程が変更になることもあり、その場合はカメラマンに押さえてもらっていた日をキャンセルし、変更になった日にそのカメラマンのスケジュールが空いていなければ、他のカメラマンを手配する必要があります。

また、写真担当の先生が決まっている園もあれば、行事ごとに担当の先生が替わる園もあり、また、保護者会が窓口の園もあります。ですから、行事や撮影内容についての打ち合わせは、マニュアルに沿った画一的な対応では済まない仕事なのです。

行事や園によって撮影条件やスケジュールに制約があっても、写真を買ってくださる保護者が求めている写真を撮影することが一番重要ですから、そのためにふぉとすてっぷのスタッフは、園の事情をよく聞きながら、その上で必要な提案や交渉をしなければなりません。

撮影内容をカメラマン任せにすることはないのですが、現場では突発的なことも起こるので、柔軟に対応して、しっかり撮影してくれる優秀なカメラマンに助けられることもしばしばです。

私が言うと手前味噌になりますが、これらの業務を担っているふぉとすてっぷのスタッフは、とても誠実に努力していると思うのです。それでも保護者の方から「よい写真が少ない」とクレームをいただくこともあり、その時に園やカメラマンとの打ち合わせの内容を点検してみると、もっとよく考えて準備できていれば、写真を期待していた保護者をがっかりさせずに済んだのではないかというケースもあります。

私はスタッフに「ミスは仕方ない」とよく話します。ミスがないのが理想ですが、日頃から誠実に仕事をしていれば、ミスはリカバリーできます。いくら誠実に仕事をしていたとしても、ミスをすればお客さまにご迷惑をおかけするのは避けられませんが、「手抜きの仕事、やっつけ仕事」でお客さまにご迷惑をかけるのとは根本的に違います。

私たちのための『私たちの5つのお約束』

この度、私たちが作成して公表した『私たちの5つのお約束』は、私たちはこのような意思で業務にあたりますというお客さまへのお約束です。公表した以上、今できていないことも何としてもできるようになるぞという決意表明と言ったほうが正確でしょうか。

そこで、スタッフ全員がいつも『私たちの5つのお約束』を意識できるように、事務所に大きく掲示しました。

私たちの5つのお約束ポスターの写真

仕事に誇りを持ちながら、忙しくても楽しく働くスタッフ。27名の小さい会社だからこそ、そういう会社になりたい。園の先生も、保護者の方々も、また契約カメラマンの方々も、ふぉとすてっぷのどのスタッフと話しても、そこから会社の雰囲気や文化が伝わるようになれたらステキです。

コロナ禍で体験した会社の危機をみんなで乗り越え、業績も回復できたので、昨年は夏・冬共に1ヵ月分ずつですがボーナスを支給することができました。そしてこの1月は昨年できなかった賃金アップも実施します。

コロナ感染の第6波の影響が心配ではありますが、スタッフのモチベーションが上がり、そしてもっともっとしっかり稼げるようになって、スタッフ全員が幸せな人生を歩めるようにしたい。

小さな会社の大きなチャレンジです。まずは今月予定しているスタッフとの面談で、私の意思を伝えてしっかり話し合い、2022年にさらに大きな変化が生まれるよう、本気で取り組む決意でおります。

-シン・社長ブログ