卒園アルバム 知っておきたい印刷・製本の豆知識
卒園アルバムを作る時に「印刷・製本」について考えていますか。
「だいたい同じでしょ」と思っている方、「だいたい当たり」です(笑)。
以前は「卒園アルバム」「卒業アルバム」と言えば10000円くらい払っても普通でした。
幼稚園に入園した時からアルバム代を積み立てるので、少しくらい高くても大丈夫だったのかもしれません。
ご時世は変わって、今はアルバムに10000円の予算がとれるケースは減ってきています。
少しでも安い予算で少しでもいい「卒園アルバム」を作りたいと考える時には、デザイン性や作り方だけでなく、「印刷・製本」の仕方もしっかりチェックして、「こんなはずじゃなかった・・・」ということのないようにしましょうね。
ハードカバー+貼り合わせが定番
はじめに「卒園アルバムの製本はだいたい同じ」と書きましたが、昔から卒園アルバムの製本は「ハードカバー+貼り合わせ」が定番なのです。
ハードカバー製本(上製本)は、文字通り固い表紙です。表紙の素材は印刷紙の表面にフィルムを貼るPP加工から、布貼り、レザー貼りまでいろいろあります。
また、本文部分の製本も印刷した用紙の裏面を貼り合わせて製本しますから、ページの厚みがあり、すべてのページが180°平らに開くのでとても見やすいです。
表紙の材質では、布貼り、レザー貼りは高級感がありますが、費用が高く落ち着いたイメージになります。
保育園、幼稚園の卒園アルバムなら、表紙にも写真が入れられる「印刷+PP加工」か、園児が描いた絵でオリジナルの表紙を作る「手描き表紙+PP加工」が価格も安くおすすめです。
予算がない場合、どうしたらいいの?
どうしても予算が取れず、印刷・製本代を安く抑えるなら、ソフトカバー(並製本)で「無線綴じ」「ホチキス中綴じ」などを検討しましょう。